SHIBUYA STREAM Hall
case study interview
日本1の営業エンターテインメントJapan Sales Collection2023を終え、今何を思う?
セレブリックスディレクターと、シングメディアプロデューサーインタビュー
2023年2月7日、2月8日に渋谷ストリーム ホールにて、Japan Sales Collection2023が開催されました。今回は、本イベント開催に関わったお二人にインタビュー。(株)セレブリックス クリエイティブディレクターの前原朋之さんと、シングメディア(株)イベント配信プロデューサーの田口将伍さんをお招きして、当日の会場設営や、渋谷ストリーム ホールを会場に選んだ背景についてお伺いしました。
――interviewee
田口 将伍
Shogo Taguchi
THINGMEDIA株式会社 PRODUCER
2007年、テレビ番組制作会社に入社。アシスタントディレクターを経て、ディレクターとして数々の番組を担当。
その後、紆余曲折を経てTHINGMEDIA株式会社に入社。
Japan Sales Collectionではビジネスの枠を超える勢いで、メンバーと一体となって撮影、配信、美術など、多方面からイベント開催を支援する。
前原 朋之
Tomoyuki Maehara
株式会社セレブリックス CREATIVE DIRECTOR
2018年、セレブリックスに入社。営業代行部門にて営業として複数のPJを経験したのちマーケティング部門に異動。
クリエイティブディレクターとしてセレブリックスの描く世界、目指す姿を対外に発信していく際のデザインを担う。
Japan Sales Collectionには昨年の初回開催からデザイン、撮影の責任者としてイベントを牽引。
Japan Sales Collectionとは?
Japan Sales Collection 2023 (以下、JSC2023) とは、営業代行会社セレブリックス主催の営業イベントです。
マイナスイメージの強い営業職の価値を高めるべく、営業の楽しさや面白さをより多くの方に届けるために企画されました。昨年の初開催から注目度が高く、2年連続アーカイブ視聴を含めて4,000名以上を集める業界内最大級のイベントです。
JSC2023は、ひと言で表すならば
『営業版のフェス』 。一度の視聴登録(無料)で、さまざまなコンテンツを気軽に視聴できるのが特徴です。No.1営業組織を決める企業対抗コンテストや、 今日から使える営業のヒントがつまったトークセッション、トップ営業による商談ロープレなど、豪華なコンテンツが用意されています。
今年はオンラインだけでなく、初のオフライン開催にも挑戦。会場には、ライブ会場としても使われている渋谷ストリーム ホールが選ばれました。
2023年3月12日までアーカイブ視聴有り
詳しくは
こちら
――まずはJSC2023の開催を終えて、率直な今の感想をお聞かせください。
ホッとしています。無事故で終えられたことと、視聴して下さった方々のTwitterやDMなどでの反響を目にして本当に”よかった”の一言です。登壇者の方々も楽しんでくださったようですし、会期後も1,000名ほどお申し込みが増えています。そこも含めて一安心しました。
僕も前原さんと一緒ですね。毎回こういったイベント前は、緊張で胃が痛くなります(笑)まずはホッとしていますが…シングメディアのプロデューサーとして関わらせてもらった立場からの気持ちとしては、「去年を超えるものを創れたんじゃないかな」と思っています。
――今、田口さんから昨年の話が出ましたが、”JSC2022”を踏まえて”JSC2023”は
視聴者の期待度がますます上がっていたと思います。
そのあたりのプレッシャーはありましたか?
あったと思います。昨年の盛り上がりがあっての今年。
視聴者側にも昨年のベースがあるので、動員数も含めて求められるクオリティも「落とせない」。となると、昨年とは向き合い方は変わりますよね。
私だけでなく、裏側の企画運営チームにとっても、プレッシャーはかなり大きかったと思います。この場は私が代表して話していますが、プロモーターの今井も、企画推進のメンバーたちも夜遅くまで議論して「本当に今観たいと思えるもの」「顧客(視聴)体験ど真ん中」を念頭に、何度も何度も意見をぶつけ合いました。
その影響で、本編で使用するVTRの制作が後ろに押すという…(笑)
その節は本当に申し訳ございません!!でも、それでもこだわり抜きたいというセレブリックスの意志と決断を尊重して同じ熱量で挑んでくれたシングメディアには、心から感謝しています。
――シングメディアとして、なぜそこまで高い熱量を持って関われたのでしょう?
イベントを担当されてるセレブリックスの皆さんたちの「絶対に成功させる」「絶対にいいイベントにするんだ」って熱量がすごくて、それにあてられたんだと思います。本当はダメかもしれませんが、仕事として捉えてなくて、学生時代の文化祭的な感覚でやっていましたね。
これだけの規模を自社開催するというのは、本当に骨が折れるなと思うのですが、そこに伴走してくれるパートナーとして、これだけ心強いことはないです。
――そのアウトプットが顕著に現れているのが、今年の会場…ということですね?
はい、その通りです。かなり無茶な要望をしてしまったなと思ってますが、この選択に間違いはなかったです。
「オンラインとオフライン、双方の顧客体験として何が最適なんだろう?」と悩んでいた点に関しても、田口さんからの提案で解決…どころか、一番の見どころになったなと。
240インチLEDパネルですよね?(笑)
センターと両サイドにサブモニターを置き、
プレゼン資料をセンターへ。プレゼンターを右モニターへ。審査員を左モニターへ。
分割表示することで、会場にいる方はかなり緊張感ある体験ができたのではないかなと思います。オンライン視聴している方にもその緊張感を伝えるために、配信でよくある資料との合成画面をあえてやめて、会場の臨場感ある絵で見せていくスタイルにしました。オンラインの方も、テレビのような感覚で視聴できたんじゃないかなと思います。
正直、”そこまでやらなくても”という声はありました。
しかし、そのくらいストッパーを壊して挑戦していかなければ、観てもらえないと考えていたんです。
このイベントは、いわゆるBtoBのウェビナーとは別軸のエンターテイメント色の強いコンテンツだと位置付けているので、視聴者の余暇時間の中に入り込まなくてはいけません。
それはもう強豪あまねく領域ですし、視聴者の大切な時間をいただく分、手を抜くわけにはいかない。何度も議論を重ねた結果、240インチLEDパネルの導入を決めました。
――我々としてもこれだけの規模の持ち込み設営は、ほとんど経験がなかったのですがなぜ渋谷ストリーム ホールを会場に選ばれたのでしょうか?
渋谷ストリーム ホールを会場に選んだ理由が2つあります。「アクセスの良さ」と「必要な設備を備えていること」です。
今回はリアル会場とオンライン配信のハイブリット開催でしたので、リアル会場にご来場する方が来やすいこと、そしてオンラインでの配信対応も可能なこと(かつ、実績があること)が条件でした。
また、渋谷ストリーム ホールさんは我々のようなBtoBのビジネスイベントだけでなく、音楽ライブなどのtoCイベントも開催されています。ですので、豊富な経験でより良いイベントに導いてくれるのではという期待もありました。実際、かなり柔軟に対応していただけたので、とてもありがたかったです!
一番は、昇降ステージがあることですね。オンラインとリアルのハイブリットですから、ショーアップする必要がありました。
そのためには、ステージとして昇降できた方がプロデュースしやすかったんです。あとは、照明機材の使いやすさとスモークがたけるという点ですね。やはりイベントは照明が雰囲気づくりの大きな要因になるので、その点が非常によかったです。
――ありがとうございます、そう言っていただけて我々も嬉しいです。あっという間ではございましたが、最後に御二方からの読者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
渋谷ストリーム ホール
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-21-3
TEL: 03-6419-9500